「買ってはいけない洗濯洗剤、使ってはいけない洗濯洗剤ってどんなものがあるんだろう?」
毎日使うモノだからこそ、安心安全な洗濯洗剤を選びたいところ。
ですが、気付かずに体に悪い洗剤を選んでいるんじゃないか、とちょっと気になるものですよね。
- 買ってはいけない洗濯洗剤の特徴は?
- 洗濯洗剤を買うときに注意すべき点はあるのか?
- 使っても大丈夫な洗濯洗剤はどれか?
このようなことが気になる人も多いはず。
そういうわけで今回は、『買ってはいけない洗濯洗剤の特徴』や『失敗しない洗濯洗剤の選び方』についてご紹介していきます。
目次
買ってはいけない洗濯洗剤!危険な使ってはいけない洗濯洗剤の特徴!

普段何気なく使っている洗濯洗剤ですが、買ってはいけない洗濯洗剤ってどのようなものがあるのでしょうか?
なのでここからは、使ってはいけない洗濯洗剤の特徴を3つご紹介していきます。
買ってはいけない洗濯洗剤の特徴①:誤飲する恐れがあるもの
まず注意したいのは、カプセルタイプの液体洗剤(ジェルボール)です。
ジェルボールとは1回分の液体洗剤が水溶性の透明なフィルムに入っており、水に濡れると中の洗剤が出るようになっています。
簡単に使えて便利ですが、問題なのはその見た目。
というのも、このタイプの洗剤は見た目がゼリーやグミに似ているので、子供がお菓子と思い込み、誤って口に入れてしまう恐れがあるのです。
サイズも小さいので、ペットがおもちゃや食べ物と勘違いする可能性も0ではありません。
カプセルの中には濃度が高い洗剤が詰められているので、万が一誤飲すると、嘔吐や呼吸障害が起きたり、意識を失うことさえあります。
実際に、角膜障害が起こって目が見えにくくなったり、乳幼児が誤飲して昏睡状態になったとの報告もあります。
そのため、家に子供やペットがいる場合、ジェルボールタイプは買わないほうが良いでしょう!
買ってはいけない洗濯洗剤の特徴②:有害成分の入った洗剤は体に悪い
続いて、有害な成分が入ったものも買ってはいけない洗濯洗剤と言えます。
というのも、有害な成分の入った洗剤はアレルギーの原因になったり、健康に影響を及ぼすので買わないようにしましょう。
代表的な有害成分は「合成界面活性剤」です。
洗濯物についた合成界面活性剤は皮膚から体内に吸収され、アレルギーの誘発や皮膚のたんぱく質の破壊、発がん作用があると言われています。
特に以下の成分は危険なので、洗剤を買うときにはこれらが入っていないことを十分に確認してください!
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル
使ってすぐに健康被害は起きるわけではありません。
ですが、肌が弱い方や小さな子供がいるご家庭では特に注意するといいでしょう。
買ってはいけない洗濯洗剤の特徴③:環境に悪影響に及ぼす成分がある
洗濯洗剤に使用されている成分によっては、環境に悪影響を及ぼしてしまいます。
特に、合成界面活性剤の高級アルコール系は水質汚染の原因につながる成分なので、魚など水の中の生き物に影響を与えてしまうんです。
この成分を分解するのには排水後、30日以上かかります。
何も気にせずに洗剤を使い続けると成分分解が追いつかず、環境汚染がどんどん進んでしまうでしょう。
普段、あまり気にかけないことですが、自分はもちろん、子供たちのためにもできるだけ環境に配慮したいですよね。
なので、高級アルコール系の界面活性剤が含まれる洗剤は、できるだけ使わないようにしましょう!
なお、洗剤ではなく「買ってよかった洗濯機」や「買ってはいけない洗濯機」が気になる方も多いと思います。
以下の記事では、ドラム式・縦型のタイプ別でおすすめの洗濯機をご紹介しています。
詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください!
→買ってはいけない洗濯機とは?買ってよかった洗濯機おすすめ6選!
買ってはいけない洗濯洗剤、体に悪い洗濯洗剤を選ばないためには?

買ってはいけない洗濯洗剤の特徴は理解したけど、実際にどんな選び方をしたらいいのでしょうか?
そこで、『買ってはいけない洗濯洗剤、体に悪い洗濯洗剤を選ばないための安全な買い方』をご紹介していきます!
まずは洗濯洗剤の成分表を確認して、安全性をチェック
商品パッケージに「無添加」「植物性100」「天然洗剤」と表示があっても、良くない成分が入っていることもあります。
なので、洗濯洗剤を買うときには、成分表を必ず確認するようにしましょう。
「合成界面活性剤は良くないから避けよう」と思われがちですが、実際にはほとんどの洗濯洗剤に含まれていますし、すべてのものが悪い成分とは限りません。
ただ、良い成分と悪い成分をすべて覚えるのも難しいはず。
なので最低限、健康被害や環境汚染の原因になる成分を覚えておき、買い物の際にはその成分を避けて選ぶようにしましょう。
具体的に避けるのは、「買ってはいけない洗濯洗剤の特徴」で伝えた成分です。
また、危険度が高い合成界面活性剤が一定量以上含まれるときは、その成分名と含有量を表示する決まりになっています。
たとえば、「界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル22%)」といった具合です。
このように、含有量の表示があるものは買ってはいけない洗濯洗剤であることがほとんどなので、ほかのものを選ぶようにしましょう!
洗濯洗剤の種類と特徴を理解しておく
洗濯洗剤の種類と特徴を理解しておくと、自分の目的にあった洗剤を選びやすくなります。
それぞれの洗濯洗剤の特徴もお伝えしていくので、自分に合ったものを選んでみてください!
粉末洗剤
アルカリ性が強いので、服についている汗やシミ、黄ばみなどの酸性汚れがよく落ちます。
頑固な汚れを落としやすいですが、ウールなどのデリケートな素材は痛めてしまう可能性があります。
なので、お気に入りの服や痛めたくない衣服には使わないほうが良いでしょう。
また、洗剤がうまく溶けずに服に残ることがあるので、その点は少し使いにくいと感じるかもしれません。
液体洗剤
中性もしくは弱アルカリ性なので粉末洗剤より汚れが落ちにくいですが、その分素材を痛めにくい特徴があります。
液体なので水に溶けやすく、すすぎも少なくて済む洗剤です。
毎日の洗濯をささっとすませたい方や節水したい方は液体洗剤を使うことをおすすめします!
ジェルボール洗剤
計量なし、ジェルボールを洗濯機に入れるだけで良いので楽チンの洗剤です。
ただし、1回分の量が決まっているため、洗濯物が少ないときには使いにくいというデメリットもあります。
また、先ほどもお話した通り、子どもやペットが誤飲する危険もあるので保管には注意してください。
おしゃれ着用洗剤
おしゃれ着用洗剤とは、絹やウールなどの特殊繊維への負担を軽くする洗剤です。
色落ちや型崩れも起きにくいですが、デリケート素材専用の洗剤のため、洗浄力は弱めと言えます。
このように洗剤の種類によって特徴が異なるので、成分を見た上で目的に合うものを選ぶといいでしょう!
普段使う洗剤とデリケート素材用の洗剤と使い分けて使ってみるのもおすすめです。
環境と身体に優しい商品を選ぶ
先ほどもお話した通り、洗剤はできるだけ環境と身体に優しいものを選ぶのがおすすめです。
たとえば、植物由来の洗剤なら排水後に分解されやすく、水質汚染を起こしにくい特徴があります。
環境と身体に優しい洗剤を選ぶポイントは、以下の3つ。
・天然成分由来の界面活性剤を使用しているか
・合成香料、着色料、保存料など使用されていないか
・生分解性が高いかどうか
これらに注目して洗剤を選ぶことで、できるだけ環境に優しい洗剤を選ぶことができるでしょう!
安全な洗濯洗剤ランキング!危険なく安全に使える洗濯洗剤はどれ?

「買ってはいけない洗剤の選び方はわかったけど、いざ自分でちゃんと選べるかな…?」
そんな不安がある方は、最初から安全だとわかっている洗濯洗剤を買えば間違いありません。
洗濯洗剤の安全ランキング①:ライオン 部屋干しトップ除菌EX
安全な洗濯洗剤ランキング第4位は、ライオン 部屋干しトップ除菌EX!
部屋干しで発生する嫌なニオイを防いでくれる洗濯洗剤です。
おもに消臭効果で有名な商品ですが、洗浄力や除菌効果も高いので、服やタオルについた汚れやウイルスもしっかり洗い落としてくれます。
夜の洗濯や部屋干しが多い方、梅雨の時期などにおすすめ!
赤ちゃんの服にも使えたりもするので、かなり使い勝手のいい洗剤と言えるでしょう。
洗濯洗剤の安全ランキング②:アタックゼロ
続いて、安全な洗濯洗剤ランキング第3位は、『アタックゼロ(ZERO)』。
高い洗浄力で話題の洗濯洗剤です。
「バイオIOS」という界面活性剤は植物性由来なので、肌にも地球環境にも優しい洗濯洗剤です。
化学繊維の奥にまで入り込みしっかり汚れを落としてくれるので、洗浄力と安全性の両方を重視したい方にぴったりでしょう。
抗菌でニオイを抑えたり、洗うだけでウイルス除去できたりするのも嬉しいところです!
洗濯洗剤の安全ランキング③:シャボン玉 スノール
安全な洗濯洗剤ランキング第2位は、『シャボン玉 スノール』。
シャボン玉 衣料用液体洗剤 スノールは無添加の液体石けんなので、赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使えます。
無添加の洗濯洗剤は汚れが落ちにくいと言われていますが、スノールは洗浄力が強め!
そのため、赤ちゃんの食べこぼしや皮脂汚れなどもしっかり落としてくれます。
洗い上がりがふんわりやわらかなので、柔軟剤も必要ありません。
香料も不使用ですから、洗剤や柔軟剤の人工的な香りが苦手な方にもおすすめですよ!
洗濯洗剤の安全ランキング④:トップ スーパーナノックス
安全な洗濯洗剤ランキング第1位は、『トップ スーパーナノックス』。
ナノックスの大きなポイントは、手ごわい黒ずみや黄ばみ、食べこぼしの汚れでもスッキリ綺麗に落とせる高い洗浄力です。
また、蛍光剤不使用洗濯洗剤なので衣類の色落ちも防げます。
さらに、見た目はコンパクトなサイズで置き場所に困ることもないでしょう。
それでいて高濃度洗剤なので、一回の使用量が少なくコスパが高いのも魅力的です。
洗濯洗剤は毎日使うものなので、コストパフォーマンスも重視したい方にはおすすめです。
今まで諦めていた汚れも一発で洗浄できる洗濯洗剤なので、少ない量で綺麗にしたい方はぜひ検討してみてください!
まとめ

今回は、買ってはいけない洗濯洗剤の特徴や選び方、安全な洗濯洗剤をご紹介していきました。
香りや仕上がり、汚れ落ちなどの機能だけで洗剤を選ぶと、健康や環境に害のあるものを使ってしまう危険性があります。
『知らないうちに身体や環境にも悪いものを選んでいた』なんてことは絶対に避けたいですよね。
そのためにも買ってはいけない洗剤を避け、安心安全なものを選ぶようにしましょう!
身体にも環境にも良いおすすめの洗濯洗剤もピックアップしているので、ぜひ自分に合ったものを選んでみてください。