綺麗にカールしているまつげはとても華やかで素敵ですね。
美しいまつげは目を大きく印象的に見せることできるため、特にこだわりたい部分でもあります。
また、女性はいつでも綺麗なまつげにしておくために「まつげパーマ」をしている人も多いのではないでしょうか。

それなりに高いお金をかけるのに失敗するのは納得できませんが、もし失敗した場合はどうなるのでしょうか。
元の状態に戻せるのか、サロンでやり直しできるのか不安ですよね。
不安があると、安心して施術を受けることもできません。
今回は、サロンでまつげパーマを失敗してしまう主な原因や、失敗した後の対処法などについてお話していきます。
自分でできる対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
目次
まつげパーマに失敗したら?失敗例や原因を解説!

実際、まつげパーマに失敗したら、どのような状態になるのでしょうか。
- パーマがかかりすぎてチリチリになる
- 角度がきつくなりすぎる
- まつげが持ち上がらない
このように、思っていた仕上がりとは違う状態となってしまうことがあります。
まつげパーマはサロンでプロに施術してもらうため、絶対に綺麗に仕上がるイメージですよね。
どれだけ綺麗になるかワクワクしながら施術を受ける人も多いでしょう。
しかし残念ながらサロンや施術者によっては、まつげパーマに失敗してしまうこともあります。
まつげパーマの失敗というのは実は結構よくあることで、決して珍しい話ではないのです。

まつげパーマには2種類ある
まつげパーマは大きく分けて「ロッド式」と「ビューラー式」の2種類あるのをご存知でしょうか?
ロッド式とビューラー式は施術の内容が異なり、サロンによって時間や金額がかなり変わります。
一般的にはロッド式の方が金額は高くなる場合が多いです。
また、パーマ後のまつげの仕上がりや見た目もワンランク上となり、ナチュラルな見た目に仕上がります。
一方、ビューラー式はとてもシンプルで施術時間も短く、金額が安いのが特徴です。
この2種類のロッド式とビューラー式のまつげパーマは、どちらにもメリットとデメリットがあります。
なので、両方を比較して自分に合った施術を選ぶことが大切です。
またサロンによって受けられる施術が違うので注意してください。

ロット式は施術者の力量で仕上がりに差がでる
まずロッド式ですが、こちらはまつげ1本ずつにロッドで巻き上げ、カールをつけていく施術方法です。
ロッド式は少し手間と時間がかかりますが、まつげ1本ずつの生え癖なども丁寧に矯正できるのが特徴です。
また根本からロッドを巻き付けるため、全体的に自然に丸くカールをつけることができるのが魅力ですね。
普段はナチュラル派のメイクの人でも違和感のない美しいまつげに仕上がります。
ただしロッド式は施術者によってカールの仕上がりに差がでやすいため、サロン選びがとても重要になります。
未熟な施術者にあたってしまった場合は、本来の綺麗なカールを実感することはできません。
また、ロッド式はロッドを巻き付けてからカールのクセがつくまで少し時間がかかります。

ビューラー式はかかりにくい場合がある
次にビューラー式ですが、まつげパーマ専用のビューラーを使ってまつげにカールをつけます。
ビューラー式はロッド式よりも施術の費用が安く、施術時間も短いのが特徴です。
初めてまつげパーマをする人や、忙しい人にはこちらの方が手軽でやりやすいかもしれませんね。
ただし、まつげをビューラーで挟んで上向きに持ち上げるため、少しだけ根元に折れグセがついてしまうことがあるのが難点です。
また、まつげが短い人はカールがかかりにくい場合もあります。
目の幅が横に広い人は、目尻などが上がりきらないこともあるので注意してください。
ビューラー式も施術者の技術力によっては、ナチュラルに仕上がることもあります。
なので必ずしもロッド式の方が良いとは限りません。

例1:パーマがかかりすぎてチリチリになる
まつげパーマの失敗例としては、ロッド式とビューラー式はどちらもパーマがかかりすぎてしまうことがあります。
そしてパーマがかかりすぎると、まつげがチリチリになってしまうことも多いのです。
このチリチリになる主な原因は、パーマ液のつけすぎや放置時間が長すぎることが原因です。
さらにパーマ液の使い方が間違っていたり、必要のない毛先まで液をつけてしまうことで起こります。
チリチリになってしまうのは、主に施術者の技術不足や知識不足によるところが大きいですね。
また、もともと自分のまつげが傷みすぎている場合も、パーマがかかりすぎてチリチリになってしまうことがあります。
頭髪のパーマやカラーをする時と同じで、毛の傷みがひどいと施術用の薬液によるダメージある場合があります。
必要以上に浸透してダメージを与えてしまうと、チリチリになってしまうようです。

施術前にサロンでパーマをあてても大丈夫かなど、しっかりと確認する必要があります。
例2:角度がきつくなりすぎた
まつげパーマは、基本的にナチュラルなカールになるように施術を行います。
ですが、場合によっては角度がきつくなりすぎることもあるんです。
またビューラー式の場合は、ちょうどビューラーを挟んだ根本からカクッと折れ曲がったようになってしまう失敗もあります。
これはあきらかに施術者の技術力不足やミスが原因です。
なので初めて行くサロンでは、このような失敗を経験してしまうことも少なくありません。
このような状態になると、自然なカールのまつげに比べてはっきりと違和感のある形になります。

例3:まつげが持ち上がらない
まつげパーマをあてたのに、肝心のカールが上手くつかずにまつげが持ち上がらないこともあります。
まつげが傷みすぎてハリやコシがない状態だったり、パーマ液の放置時間を間違えた場合などに起こりやすい失敗です。
またパーマ液の種類の選択ミスなどもあります。
施術した直後はカールがついていても、すぐにカールがとれて元に戻ってしまうこともよくある失敗の1つ。
こちらもサロン側のミスである場合が多いです。
宣伝しているような効果が得られない場合は、施術のやり直しをお願いしましょう。
また、自分のまつげの傷みがひどい場合は、まつげ美容液などでケアをし、健康的な状態に整えてからをオススメします。
その方がまつげパーマをあてた時に良い仕上がりになりますよ。
まつげの傷みがひどくてパーマの効果が得られない時は、普通は最初のカウンセリングで教えてくれるはずです。

まつげパーマに失敗した場合の対処方法は?やり直しはできる?

まつげパーマに失敗するとショックですよね。
サロンで施術をしたのに失敗してしまった時は、どうすれば良いのでしょうか。
結論を言いますと、まつげパーマに失敗した場合はこちらが対処法となります。
- 失敗した時は無料でやり直してくれるサロンが多い
- やり直すとまつげは痛むので注意
- 評判の良いサロンでかけ直す方法もある
- エクステで隠すのは難しい
一度パーマをかけてしまっているので、まつげは大きな負担を受けています。
ですので、あまり痛まないように対処したいですよね。

失敗した時は無料でやり直してくれるサロンが多い
まず、まつげパーマの失敗の原因があきらかにサロン側にあった場合は、無料でやり直しをしてくれるお店が多いです。
例えば施術者の技術力不足や放置時間のミス、薬液の間違いなどの場合ですね。
お金を支払う以上これは当然でしょう。

やり直すとまつげは痛むので注意
まつげパーマが失敗した時は、無料でやり直してくれるサロンが多いとお伝えしました。
ですが、短期間にパーマをやり直すとまつげのダメージは大きくなります。
ですので、まつげ―マは「失敗したからまた明日かけ直せばいい」などと簡単にはいきません。
どれぐらい間隔を置いてやり直すかはサロンで相談できますが、1週間ほどで再施術になる場合が多いようです。
ただ、まつげの傷みがひどい場合は、1ヶ月ほど時間を置く場合もあります。
とはいえ、まつげパーマの施術の結果に納得できない場合、泣き寝入りしないでください!

評判の良いサロンでかけ直す方法もある
しかしサロンでもう一度やり直すといっても、一度失敗するともう同じお店は信用できないと感じてしまいますよね。
また同じ失敗をされたらどうしようという不安もあります。
そんな時は、可能であればやり直しではなく返金対応をしてもらいましょう。
それができたら、別のもっと評判の良いサロンでパーマをかけ直す方法もあります。
髪の美容院などと同じで、まつげのケアをするサロンについてもネット上には利用者の口コミがたくさん投稿されています。
その中から実績がある人気のサロンを選ぶのもオススメです。
その際は、失敗後のまつげを見てもらってカウンセリングを受けてみてくださいね。
パーマの失敗をリカバリーして、理想的なまつげに仕上げてくれる可能性が高いですよ。
まつげパーマは失敗の原因を見ると分かるように、施術者の技術力と知識で結果が大きく変わります。
しかし、価格が高い高級サロンに行けば、必ずしもベテランの施術者がいるわけではありません。
ですので、口コミなどで情報を集めることは非常に大切です。

エクステで隠すのは難しい
まつげパーマに失敗したらエクステをすれば良いという意見もありますが、エクステでは失敗を隠すのは難しいでしょう。
なぜならエクステもパーマほどではありませんが、まつげを傷める原因になります。
しばらくは何もしないで、美容液などでケアを続けるのがおすすめです。
つけまつげなどもグール(専用接着剤)がまつげを傷めるため、あまりおすすめできません。
失敗後のまつげは気になるかもしれませんが、まつげのダメージを少しでも減らすために刺激を与えないことが大切です。

まつげパーマがかかり過ぎた場合のセルフでの直し方は?

まつげパーマがかかり過ぎた場合、その失敗が軽いものならセルフで直せる場合もあります。
セルフで直す場合、その方法がこちらとなります。
- 施術後すぐなら目元リムーバーを使う
- まつ毛育毛剤でケアする
セルフならお金をあまりかけずにできますよね。
なので、まずはセルフケアをしっかりおこない、その後でサロンに行くこともオススメです。

施術後すぐなら目元リムーバーを使う
まつげパーマの施術後すぐであれば、目元リムーバーを使うと元に戻せる場合があります。
目元リムーバーをコットンにたっぷり沁み込ませ、優しくまつげにあてて液を拭き取ってください。
短い目尻のまつげなどは綿棒を使うと便利ですよ。
ただし、この方法が効果的なのはパーマの薬剤が完全にまつげに浸透してしまう前までです。

まつ毛育毛剤でケアする
失敗してチリチリに傷んでしまった場合などは、まつげ育毛剤やまつげ美容液でケアをするのが一般的です。
まつげに栄養を補うことで、早くダメージを修復させることができますよ。
まつげ育毛剤や美容液は、使い始めて2週間から1ヶ月ほどで効果が出てきます。
肌に合ったものを選び、しばらく継続して使って様子をみてください。

まとめ

この記事をまとめますとこちらになります。
まつげパーマに失敗したらどのような状態になるか。
- パーマがかかりすぎてチリチリになる
- 角度がきつくなりすぎる
- まつげが持ち上がらない
まつげパーマに失敗した場合はこちらがオススメの対処法です。
- 失敗した時は無料でやり直してくれるサロンが多い
- やり直すとまつげは痛むので注意
- 評判の良いサロンでかけ直す方法もある
- エクステで隠すのは難しい
セルフで直す場合はこちらとなります。
- 施術後すぐなら目元リムーバーを使う
- まつ毛育毛剤でケアする
お伝えしてきたように、まつげパーマで失敗してしまう主な原因は、サロン側と自分のまつげの状態によって異なります。
まつげパーマで失敗しないためには、口コミなどを参考にして良いサロンを選ぶことが大事ですね。
また、まつげが傷んでいる時にパーマをあてないことも大切です。
もしまつげパーマで失敗してしまった時は、サロンでやり直しをしましょう。
また、自分でまつげ美容液でケアすることで元通りに修復もできます。
焦らずに適切な処置をして、美しいまつげを手に入れてください!