「ベビーリーフって体に悪いの?良いの?毎日食べるのは大丈夫なのかな?」
スーパーなどでよく目にするようになったベビーリーフですが、体に悪いのか気になりますよね。
- ベビーリーフが体に悪いと言われる理由は何なのか?
- ベビーリーフの購入で注意することがあるの?
このように、気になることがたくさんあるのではないでしょうか?

ということで今回は、ベビーリーフの評判について気になる方へ『ベビーリーフはなぜ体に悪いと言われるのか』についてご紹介していきます。
ベビーリーフの気になる栄養素なども詳しくお話ししてるので、ぜひ参考にして下さい。
それでは早速参りましょう!
ベビーリーフは栄養ない?ベビーリーフは体に悪いと言われる3つの理由

冒頭でもお話した通り、結論、ベビーリーフは栄養満点で体にいい食材です。
それでも、ベビーリーフは栄養がない、体に悪いと言われることも多いのですが、それは一体なぜでしょうか?
そこでベビーリーフが体に悪い、栄養ないと言われる理由についてわかりやすくご紹介していきます。
結論、その理由は以下の3つです。
- ベビーリーフは食べすぎると下痢になる
- ベビーリーフにはシュウ酸が含まれている
- ベビーリーフに含まれているチオシアン酸塩酸が問題
では、これらの噂について本当のところはどうなのかを1つずつ見ていきましょう。
ベビーリーフは体に悪いのは、食べ過ぎると下痢になるから?
ベビーリーフが体に悪いと言われる理由1つ目は、『食べ過ぎると下痢になる』からです。
基本的にどんな物でも、食べすぎはよくありません。
どんな栄養価の高い食べ物でも、取り過ぎることで体への弊害は少なからず出てきます。
ベビーリーフはたくさん食べると、体を冷やすので食べ過ぎると冷え性の原因になることもあります。
そこから、胃腸に影響を与えて下痢になるケースがあるんです。
ただし、ベビーリーフに限らず生野菜は体を冷やす効果があるので、食べ過ぎはよくないことを覚えておきましょう。
ただ、適量のベビーリーフを毎日食べる分には全然問題ありませんよ!
ベビーリーフは体に悪いのは、シュウ酸が含まれているから?
ベビーリーフが体に悪いと言われる理由2つ目は、『シュウ酸が含まれている』からです。
実際に葉もの野菜の多くは、「シュウ酸」を多く含む野菜がいくつかあります。
中でも、ほうれん草にはシュウ酸の含有量が多いと言われています。
シュウ酸は、尿路結石を引き起こす可能性があるので体に悪いと言われますが、ほうれん草のベビーリーフに含まれるシュウ酸はごく微量です。
体に影響が出るほどの量は、毎日どんぶりにいっぱい入れて食べるぐらいの量です。
なので、通常の食事ならシュウ酸の含有量は気にするほどではありません。
ベビーリーフが体に悪いのは、含まれているチオシアン塩酸が問題?
ベビーリーフが体に悪いと言われる理由3つ目は、『チオシアン酸が問題』だからです。
色々な野菜が入っているミックス・ベビーリーフの中にケールという野菜があります。
青汁などでもよく入っているおなじみの野菜ですね。
このケールには、「チオシアン酸塩」という物質が含まれています。
このチオシアン酸塩が、甲状腺機能を低下させる恐れがあるといわれ、新陳代謝の低下を引き起こすこともあります。
ただ、市販で売られているケールに含まれるチオシアン酸も微量です。
なので、同じように食べすぎなければ体に悪い影響はないので安心してください。
ベビーリーフに栄養ないなんて嘘!毎日食べると良いおすすめの理由

ベビーリーフは色々な野菜の幼葉が混ぜられて売られていますが、実を言うと、とても体にいい野菜です。
それに基本的に成長しきってしまう前に食べるので、農薬を使うことはありません。

ベビーリーフは成長しようとする段階で収穫するので、栄養が凝縮されています。
いろんな種類の野菜を混ぜて売られているので、効率よく多種多様の野菜を摂取できるのも魅力ですよね!
実際、ベビーリーフの入っているパッケージの裏をみると、入っている野菜の名前が書かれています。
それら野菜を個別に一度に食べようと思うとなかなか大変なので、毎日食べるのも栄養満点でおすすめの食材なんです。
さらに、ここからはベビーリーフのおすすめポイントを4つお話していくので、ぜひチェックしてみてください!
ベビーリーフのメリット①:ミネラルやビタミンが豊富!
ベビーリーフは、幼葉を総称して呼ばれる名前なので一概に「この種類がベビーリーフ」というくくりはありません。
なので、メーカーによって入っている野菜はさまざまです。
しかし、発芽して間もない葉が使われているので栄養価の説明は割とざっくりとした表記になっています。
ですが実際は、その葉に含まれる栄養価はかなり高いものがあります。
中でも、「ビタミン」や「ミネラル」はレタスやキャベツなどの野菜に比べ格段に多く含まれています。
同じサラダを食べるにしても、ベビーリーフを加えて毎日食べることで栄養価を上げることができますよ。
ベビーリーフのメリット②:通年お店で売られていて買いやすい
お店の野菜は、旬の時期になると比較的安く売られていますよね。
逆に旬ではない時期だと価格が高くなっていることも多く、定番の野菜以外は店頭に並んでいないこともあります。
その点、ベビーリーフは年間を通して売られていて、値段もそう変わることもありません。
つまり、安定して購入できるのがベビーリーフの優秀なところと言えるでしょう。
ベビーリーフのメリット③:お店での価格が変動しにくい
葉もの野菜は、天気で価格が大きく変動するのが特徴です。
長雨になると、100円前後だったレタスがスーパーに行ったら急に200円、高い時は300円することもあります。
その反面、ベビーリーフは天候の影響を受けることがないので、価格は大きく変動することなく100円前後で売られています。
栄養のあるベビーリーフを安く買うことができるのは魅力的ですよね!
ベビーリーフのメリット④:下ごしらえが不要で楽ちん
ベビーリーフは、スーパーから袋で買ってきてから水洗い後、水切りをしてそのままお皿に盛ることができます。
濃い緑色の柔らかい葉で、トマトなどと一緒に盛り付けると料理の見栄えも一段と良くなります。
レタスや、きゅうりなどと違い切る作業が省けるのも楽ちん。
忙しくて時間がない時にでも気軽に野菜を取ることができて、手間がかからない便利な野菜です。
ベビーリーフは買いすぎ注意!保存方法を知って賢く買おう

では最後に、ベビーリーフを購入するときの注意点や保存方法についてご紹介していきます。

ベビーリーフは冷凍保存に不向きなので、できるだけ早めに食べ切る
ベビーリーフの冷凍保存は、レタスと同じように色変わりしてしまいシャキシャキ感が失われてしまうので、おすすめできません。
ベビーリーフは買ってきたら早めに食べ切れる量を買うと良いでしょう!
キッチンペーパーを使えば1週間は日持ちする
それでも、長持ちさせたいときは少しだけ長持ちさせるコツがあります。
まず、袋から出したベビーリーフをよく水洗いし、ザルにあげ水気をよく切ります。
この時にベビーリーフを直接水道水をあててしまうと、葉が柔らかので傷がつきやすく傷みが進んでしまうので気を付けましょう。
傷をつけないようにするためには、置き洗いをお勧めします。
水気をしっかり切ったベビーリーフを湿らせたキッチンペーパーで、優しく包んだままタッパーに入れて冷蔵庫で保管してください。
葉が萎れることなく一週間ほどは、この方法で保存することができます。
まとめ

ベビーリーフのすばらしさが少しでも伝えることができたでしょうか。
ベビーリーフは体に悪い、栄養がないと聞いたことがあるかもしれませんが、毎日どんぶり1杯分食べることをしなければ問題はありません。
むしろ、ベビーリーフは効率よくビタミンやミネラルを摂取できるので体にいい食べ物なんです。
毎日の食事でなかなか生野菜はとりつらいですが、簡単に取り扱うことができるのが魅力的!
また、サラダとしてだけでなく、サンドイッチに挟んでも色が濃いので見栄えもよくなります。
コンソメスープやたまごスープなどに生のままのせても、葉が柔らかいので食べやすく野菜嫌いなお子様でも食べることができます。
まだ食べたことのない方もスーパーで見つけたら一度試してみてください。